中心大学ホーム>常岡一郎師プロフィール
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−−− 中心の聖願 −−−
中心のある処に平均が保たれる。
平均がとれてこそ一切の平和と安定が与えられる。
人類の病み煩い、なやみ、くるしみは、
中心を遠ざかっていることを天が教えられているのである。
人は誰でも、平和を求め安定を願ってやまない。
しからば、中心を求め、中心を守ることを忘れてはならない。
大宇宙の中心、世界の中心、国家の中心、
社会、団体、一家一身の中心は、何であるか。どこにあるか。
これを、はっきり掴むことが、人類生存の尊い唯一の道である。
天体無数の星が、各自の中心をめぐって、
一糸乱れぬ統制と運行をつづけて行く。
そこに大宇宙の平均と平和と安定とがある。
人類もまた各自の立場に立って、その分を知り、
一つ一つの中心を通して、より大きい中心へ統制さるべきである。
人は天命の組み合わせを通して、
絶対の力に統制されていることを知らねばならぬ。
この力に守られて、人類の一人一人が、団体の一つ一つが、
一日も早く、均整のとれた幸福な歩み方をする日を念願して止まぬ。